サラリーマン時代の営業経験をきっかけに、コミュニケーションを通して新しい人と出会うことの楽しさを知りました。毎日、地方の方、海外の方、様々な方々との出会いやコミュニケーションを通して、より自分の世界が広がり、より楽しさを感じられると思い人力車をやりたいと思いました。どうせやるのであれば、真剣にやりたいと思い、浅草で初めて人力車を始め、かつ株式会社化されている時代屋を選択させていただきました。

不動産の営業をやめてから、英語を使った仕事がしたかったのと、体を動かしたいと思っていたからです。テレビで時代屋の英語研修を見た時に、親からも浅草で人力車のお兄さんやるなら時代屋だよ。と言われて応募させて頂きました。そもそも私が俥夫に興味を抱いたのは、学生の時にバックパックでスペインに滞在していて、その時に自転車で世界を回っているという日本人の方に出会った際に、コミニュケーション能力も、英語のスキルも身に付くからと人力車の仕事を勧められていたからです。

人力車を始めた理由は正直「なんとなく」です。漠然と「英語を使えて、楽しそうな仕事がしたいなぁ...」と考えていたところ、たまたま人力車夫の求人が目に入ったので、思い切って応募しました。会社選びでは、多くの人力車の会社があって迷いましたが、時代屋の落ち着いた社風が自分に合うと思い、時代屋の面接を受けることにしました。実際に車夫としてデビューしてからも、英語を使う機会に恵まれ、会社の雰囲気ともフィット感をもって働けています。

一度人力車に乗った経験があり、俥夫のカッコいい姿を間近で見て、いつかやってみたい！！と思ったからです。他社様の面接も受けましたが、時代屋の社員さんの雰囲気が一番良く、私に合っていると感じました。また浅草で一番の老舗である時代屋なら、多くの事を経験できると考えたので入社を決めました。実際に、人力車以外にも日本文化体験などを行っていて、幅広い事業展開に魅力を感じていました。

求人サイトでたまたま見つけたっていうのが率直な理由です。コロナ中において出来ることが少なかったので刺激の多い仕事になるかなと思って応募しました。正直いまいちどんな仕事か分かってなかったので勢いで飛び込んだって感じでした。人力車の会社が複数あることとかも知らなかったんですが、働き始めると一番歴史のある会社で町に根付いた働き方をしていて結果的には良い選択だったなと思います。

「感動しました！」と言ってもらった時。楽しかったという時もとても嬉しいですが、「感動した」と言われた時は、深く心の中に残った思い出を提供できた気がして特に嬉しく感じます。また、初めて出会った人に、ごくわずかな時間で人力車の魅力を伝え、浅草の魅力を伝えて、人を感動させられる仕事は他になかなかないと思います。それだけの価値提供ができた自分の成長を感じられることも楽しいと思える瞬間です。「軽い気持ちで乗ったけど、浅草で人力車乗らんと大損やな！感動したわ。もっと色々教えてくれるんならお兄ちゃんにベットするわ。延長して。」と言っていただいたお客様はとても印象に残っています。

嬉しいと感じる瞬間は、お客様から私の人力車に乗って本当に楽しかった、一生の思い出になったと言われる事です。その中でも特に、研修時に教えてもらったガイドや自分自身で勉強した浅草の歴史や豆知識をお客様に提供した時に、『勉強になった』『初めて知った』『なんでも知ってるね』などを言われた時は嬉しいなって感じます。楽しいと感じる瞬間は、時代屋の俥夫仲間の営業スキルを真似するところや写真の撮り方など、日々勉強、日々刺激し合いながら仕事が出来ることに毎日楽しいなと感じています。

「乗ってよかった！」、「楽しかった！」と言っていただける時がすごく嬉しいです。特に、遠方からいらしてくれた方に人力車や浅草の魅力を知っていただけると、とてもやりがいを感じます。以前、九州からお越しになったお客さんが、「東京で一番楽しい思い出になった！ありがとう！」と言ってくれ、改めて人力車夫の楽しさを実感しました。国内外問わず、沢山の方々に感動を与えられる点はこの仕事の魅力だと思います。

何よりも一人一人のお客様に感謝の言葉をかけていただいた時、非常にやりがいを感じます！！時代屋の福利厚生を利用し、田舎に住んでる母を乗せた時、「立派になったね、凄く楽しかった」と言われました。今までたくさんの迷惑をかけてきた母からの言葉を受けて、自分の成長を実感すると共に、さらに人力車が好きになりました。
周りの俥夫も面白く温かみのある人ばかりで、休憩中や控え室なども賑やかで楽しいです笑

とにかく毎日違う目標があることが楽しいです。働く場所は同じでも出会う人、その人の考え、それぞれ違います。それが全く飽きさせることなく仕事に熱中させます。お客様をご案内したあとありがとうございました、楽しかったなどの言葉を頂くと嬉しいです

自分の思いを素直に伝えることができるようになり、自分に自信を持つことができました。特に日本人は、人の目を気にすることが多いし、嫌われたくないという感情が強いと思います。その結果、相手の顔色を伺ったり、相手を優先して自分の思っていることを伝えられなかったりすると思います。自分もその傾向はとても強かったのですが、日々の営業活動を通して繰り返し断られることで、「絶対人力車に乗った方が観光が楽しくなるので乗った方がいいですよ」と、余計なことを考えずストレートに伝えることができるようになりました。そして、自分のできなかったことができるようになったという経験を通して、自分により自信を持つことができました。この「自分の思いを素直に伝えることができる」というスキルは、日々の友人関係、家族関係、恋愛、事業、生活全般で活きていると感じています。

人力車の仕事を始める前と今現在では、英語の実力がかなり大きく成長したなと感じています。1時間コースや90分コースの間、ずっと英語でガイドやコミュニケーションを取れるようになれるほど話せるようになるとは最初は思っていませんでした。
プライベートの瞬間では、何か困っている海外の方を助けられる様になったり、友達になることも出来たりする様になったので、人力車の仕事で身についた英語のスキルが役に立っているなと心から感じています。

人力車の仕事を始めてから、「自主性」が以前より向上したと思います。今まで行ってきた仕事は、「上司の指示に従う」ことが基本でしたが、人力車の仕事は営業からサービスまで一貫して自分中心で行わなければなりません。そのため、「営業のやり方」や「サービスの質向上」など、自ら主体的に考えて行動する必要があり、自立心が養われました。ここで身につけた自立性・主体性は学校やプライベートなど、様々な場面で活かされています。

場を明るくできるコミュニケーション能力がついたと思います。
もともと私は初対面の人と話す事は苦手だったのですが、時代屋で沢山のお客様と接する機会をいただき、苦手意識が無くなったと思います。大学生活は、多くの人との交流の機会があり、時代屋の学んだコミュニケーションスキルは非常に役立ちました。

また自己紹介などでアルバイトの話になった時「人力車をしてます」というと、珍しいのでほとんどの人が覚えてくれます笑

とにかく人と話すこと、人を喜ばせる方法を考えることですね。自分本意ではなくお客様のニーズに合わせた営業やガイドをする仕事なのでとにかく人の立場に立って考えることが多いです。もともと苦手な分野だったのですが、この仕事始めてから明るくなったねといわれるようになりました

「クオリティの高いガイド資料や研修」と「自分のスタイルを自分で作ることができる環境」が共存しているということが時代屋の強みだと思っています。営業やガイド資料、研修制度など本当にクオリティの高い素晴らしいものが時代屋にはあります。そして、それを覚えたり受講することで結果につながることは身に染みて感じています。しかし、型ができたらそこから自分のスタイルを確立していくことが大切です。同じセリフを言ったとしても、うまくいく車夫とそうでない車夫がいますし、得意な客層、苦手な客層などは人によってそれぞれです。日々の営業活動を通して、自分の得意な客層はどれか、自分の強みは何かなどを考え実践することができます。他の会社ですと、みんな同じ営業をしていたりしますが、絶対これをしなければならないと強いられることがなく、選択の余地を与えてくれるので、自分のスタイルを確立していくことができると思います。そういった、「うまくいくコツを素直に実戦できる」「自ら考える経験を積むことで、自分のスタイルを確立できる」この二つが両立しているので、就職活動の面接なども余裕で突破できると思います。

一番のメリットは、時代屋で全力で人力車に取り組んできた自信だと思います。大学生活は自由な分、全力で物事に取り組む機会は少ないと思います。実際に就活してる周りの友達を見ても、学生時代に特に頑張った事がないという人が多いです。時代屋は、真剣に指導をしてくれる先輩方、英語研修やガイド研修など、全力で人力車に取り組む学生をサポートしてくれる環境が充実してます。就活活動において、自信をもって話せる学生は企業から見ても魅力的だと思います。私は大学3年でそろそろ本格的に就職活動が始まる時期ですが、時代屋で得た自信をもって頑張ります！

なによりも忍耐力だと思います。初めは研修から始まって、運転、ガイド、営業など異なった能力の求められる仕事を同時進行でやっていく必要があります。それを乗り超えたらきっと何でも乗り越えられると思いますよ。